モニター内蔵スピーカーの音質に不満はあるけれど、
「デスクの上に大きなスピーカーを置きたくない」
という人もいると思います。
私もまさにこの状態でした。
BenQの27インチモニターを購入したものの、内蔵スピーカーの音が物足りず、外付けスピーカーを探すことに。
そこで見つけたのが、サンワサプライのクリップ式スピーカー**「MM-SPL11UBK」**です。
実際に使ってみると、音質以上に便利だったのがモニターに直接取り付けられること。
デスク上のスペースをほとんど使わずに設置できました。
なお、私が購入したMM-SPL11UBKは現在廃止されていますが、同じクリップ式の「MM-SPL11UBKN」が現在も販売されています。
この記事では、旧MM-SPL11UBKを実際に使った感想と、現在購入できるモデルについて紹介します。
サンワサプライ MM-SPL11UBKとは?
MM-SPL11UBKは、サンワサプライから販売されていたUSB給電式のサウンドバースピーカーです。
最大の特徴は、一般的なPCスピーカーのようにデスクへ置くだけでなく、クリップを使ってモニターやノートPCへ固定できることです。
主なスペックは以下のとおりです。
| 項目 | MM-SPL11UBK |
|---|---|
| 実用最大出力 | 6W(3W+3W) |
| スピーカー | 40×40mm×2 |
| 周波数特性 | 80~18,000Hz |
| 音声入力 | 3.5mmステレオミニプラグ |
| 電源 | USB(DC5V・500mA) |
| サイズ | 幅205×奥行35×高さ68mm |
| 重量 | 290g |
| 取り付け | クリップ式・据え置き |
| 対応する厚み | 最大25mm |
旧モデルのメーカー希望小売価格は3,960円(税込)でしたが、私は店頭で開封済みの商品を約2,100円で購入しました。
購入した理由はモニター内蔵スピーカーへの不満
購入する少し前に、BenQの27インチモニター「GW2780」を購入していました。
モニター自体には満足していたのですが、一つ気になったのが内蔵スピーカーです。
私はそれほど音質にこだわる方ではありません。
それでも、
「もう少しまともな音で音楽や動画を楽しみたい」
と思い、外付けスピーカーを探すことにしました。
→ BenQ GW2780を実際に使ったレビュー
※ここに先ほどリライトしたGW2780の記事への内部リンクを設定。
クリップでモニターに取り付けられるのが便利
MM-SPL11UBKを選んだ最大の理由がクリップです。
一般的なPCスピーカーはモニターの左右などに置く必要がありますが、この製品ならモニターへ直接取り付けられます。
サンワサプライ公式では、最大25mmまでの厚みに取り付け可能とされています。
私の場合はBenQ GW2780の下部に取り付けました。
これが予想以上にぴったり。
スピーカーを置くためのスペースをデスク上に確保する必要がなくなりました。
デスクを広く使える
実際に使ってみて、音質以上に評価したいのがこの部分です。
左右独立型のPCスピーカーの場合、
モニター+左スピーカー+右スピーカー
という配置になります。
MM-SPL11UBKならモニター周辺へまとめられるので、デスク上をすっきりさせられます。
特に、
- デスクが狭い
- モニター周りをすっきりさせたい
- ノートPCで使用したい
- 大きなスピーカーを置きたくない
という人には便利な形状です。
クリップの固定力には注意
一方、私が使った個体ではクリップの固定力がそれほど強いとは感じませんでした。
取り付ける場所によっては少し不安定になります。
私は間に滑り止めを挟んで使用していました。
公式仕様でも取り付けられる厚みは最大25mmとなっているため、購入前にモニターやノートPCの取り付け部分を確認した方がよいでしょう。
音質は内蔵スピーカーより満足できた
肝心の音については、私が使用していたBenQ GW2780の内蔵スピーカーより明らかに満足できました。
ただし、
「音質が非常に優れたスピーカー」
という評価ではありません。
私の感覚では、
音質に強いこだわりはないけれど、モニター内蔵スピーカーよりはまともな音で聞きたい
という用途にちょうどいい製品でした。
低音は弱め
音質で気になったのは低音です。
コンパクトなスピーカーということもあり、私が使用した印象では低音の迫力はあまりありませんでした。
音楽を高音質で楽しみたい人や、ゲーム・映画で迫力のある音を求める人には物足りないと思います。
一方、YouTubeなどの動画視聴や普段のPC作業で音を出す程度なら、私は特に不満なく使えました。
USBは給電用、音声は3.5mm端子から入力
ここは現在の記事で分かりやすくしておきたいポイントです。
MM-SPL11UBKはUSB給電式ですが、USBケーブルで音声まで伝送するUSBスピーカーではありません。
USBは電源供給に使用し、音声は3.5mmステレオミニプラグから入力します。
つまり接続は、
USB → 電源
3.5mmプラグ → 音声
という構成です。
本体には電源スイッチと音量調整もあります。
私はスピーカー側の音量を高めにしておき、普段はPC側から音量を調整していました。
USB給電だからACアダプターは不要
USBポートから電源を取れるため、専用のACアダプターは必要ありません。
旧記事では私はUSB電源アダプターを使ってコンセントから給電していましたが、これは必須ではありません。
サンワサプライの仕様上はDC5V・500mAのUSB給電で動作します。
そのため、
「コンセントから給電した方が音質や性能が上がる」わけではありません。
旧記事では「そんな気がする」と書いていましたが、現在の記事ではこの部分は削除します。
MM-SPL11UBKを使って感じたメリット・デメリット
実際に使って感じた一番のメリットは、やはりクリップ式であることです。
メリットは、
- モニターに直接取り付けられる
- デスク上のスペースを使わない
- ノートPCにも取り付けられる
- USB給電なので専用ACアダプターが不要
- コンパクト
- モニター内蔵スピーカーより音に満足できた
という点です。
一方で、
- 低音は弱め
- 高音質を求める用途には向かない
- 取り付け場所によってはクリップが安定しない
- 音声用3.5mmケーブルとUSB給電の2本を接続する必要がある
というデメリットもあります。
音質を最優先する製品というより、
「デスクをすっきりさせながら、最低限より少し良い音を出したい」
という用途に向いたスピーカーだと思います。
MM-SPL11UBKは廃止|現在はMM-SPL11UBKNが販売中
私が使用した「MM-SPL11UBK」は現在、サンワサプライ公式で廃止製品となっています。
ただし、非常によく似た**「MM-SPL11UBKN」**が現在販売されています。
現行MM-SPL11UBKNも、
- 6W(3W+3W)
- 40×40mmスピーカー
- USB給電
- 3.5mmステレオミニ接続
- 幅205mm
- 約290g
- 最大25mmまで取り付け可能
となっており、旧MM-SPL11UBKと基本仕様はかなり近い製品です。
そのため、この記事を読んでクリップ式スピーカーが気になった場合は、現在はMM-SPL11UBKNを候補にするとよいでしょう。
ただし、現在はPCスピーカーの選択肢も増えています。
MM-SPL11UBKNを選ぶ最大の理由は、音質そのものよりも「モニターやノートPCに挟んで使える」ことだと思います。
据え置きでも問題ない場合は、ほかのPCスピーカーも比較して選ぶことをおすすめします。
まとめ|デスクを広く使いたい人には便利なスピーカー
サンワサプライ「MM-SPL11UBK」を実際に使ってみて、最も気に入ったのはクリップ式の取り付け方法でした。
モニターへ直接固定できるため、デスク上にスピーカーを置くスペースが必要ありません。
音質については低音が弱く、高音質を求める人向けではありませんが、私の場合はモニター内蔵スピーカーから変更したことで十分満足できました。
旧MM-SPL11UBKはすでに廃止されていますが、現在は基本仕様の近い「MM-SPL11UBKN」が販売されています。
音質最優先ではなく、省スペース性を重視する人に向いたPCスピーカーです。
