ノートPCを自宅でデスクトップPCのように使っていると、意外と困るのがUSBポート不足です。
私が使っていたノートPCもUSBポートが少なく、周辺機器を接続するとすぐに空きがなくなっていました。
そこで購入したのが、サンワダイレクトのクランプ式4ポートUSBハブです。
普通のUSBハブと違い、モニターやデスクの端に固定できるのが特徴。
実際に使ってみると、USBポートを増やせること以上に、USBハブがデスク上で邪魔にならないことが便利でした。
この記事では、実際に使って感じたメリット・デメリットを紹介します。
サンワダイレクトのクランプ式USBハブを購入
今回購入したのは、USB-Aポートを4つ搭載したサンワダイレクトのUSBハブです。
一般的なUSBハブはデスク上に置いて使用しますが、この製品にはクランプが付いています。
そのため、
モニターやデスクの端に挟んで固定できる
というのが最大の特徴です。
私が購入した製品の主な仕様は以下のとおりでした。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | 約W80×D54~78×H18mm |
| 重量 | 約59g |
| USBポート | USB-A×4 |
| 接続規格 | USB 3.1 Gen 1(USB 3.0相当) |
| 電源 | バスパワー |
| ケーブル | 約1.5m |
| 対応する厚み | 最大約28mm |
※この記事で紹介しているのは私が2020年に購入した製品です。現在販売されている製品とは仕様が異なる場合があります。
モニターに固定するとUSBハブが邪魔にならない
このUSBハブを購入して一番よかったのが、やはりクランプです。
USBハブは小さな製品ですが、デスク上に置いてみると意外と邪魔になります。
さらに複数のUSBケーブルを接続すると、ケーブルに引っ張られてUSBハブ自体が動いてしまうこともあります。
クランプ式なら、モニターやデスクへ固定できます。
私の場合はモニター周辺に取り付けました。
これならUSBハブのためにデスク上のスペースを使わず、USB機器を抜き差しするときも本体が動きません。
USB機器を抜き差ししやすい
固定できるメリットは、省スペースだけではありません。
普通の軽いUSBハブは、USBメモリなどを抜き差しすると本体まで一緒に動くことがあります。
クランプで固定しておけば片手でもUSB機器を抜き差ししやすくなります。
頻繁にUSBメモリや周辺機器を接続する人には、この使い方がかなり便利です。
アルミ製でシンプルなデザイン
本体はシルバーのアルミ製でした。
モニター周辺へ取り付けても悪目立ちしにくく、個人的には気に入っていました。
安価なUSBハブには樹脂製の製品も多いですが、アルミ製なので見た目にも比較的しっかりした印象があります。
また、約59gと軽量なので、持ち運んで使うこともできます。
接触部分にはゴムが付いている
クランプの接触部分にはゴムが付いていました。
そのため、金属部分をそのままデスクやモニターへ押し付ける構造ではありません。
滑りにくく、取り付け部分への傷を抑えられるのも使いやすいポイントでした。
クランプ先端が動く
私が使用した製品では、クランプ先端部分の角度が多少動く構造になっていました。
完全に平らな場所でなくても取り付けやすくなっています。
ただし、極端に湾曲している場所では安定しません。
取り付けたいモニターやデスクの形状と厚みは、購入前に確認した方がよいでしょう。
付属ケーブルが1.5mあるので設置しやすかった
私が購入した製品には約1.5mのUSBケーブルが付属していました。
クランプ式USBハブでは、このケーブルの長さも重要です。
ノートPCのすぐ横で使うだけなら短くても問題ありませんが、
モニターにUSBハブを固定 → 少し離れたPCへ接続
という使い方では、短すぎるケーブルだと届かない場合があります。
1.5mあれば私の環境では余裕を持って配線できました。
また、ケーブルが本体から取り外せる構造だったのも気に入ったポイントです。
ケーブルが固定されているUSBハブとは違い、ケーブル側に問題が発生しても交換しやすくなります。
USBポートを4つ増やせる
この製品にはUSB-Aポートが4つあります。
ノートPCのUSBポートが少ない場合でも、1つのUSBポートから複数のUSB機器を接続できます。
例えば、
- USBメモリ
- マウス・キーボードのUSBレシーバー
- プリンター
- 外付けストレージ
- その他のUSB周辺機器
などを接続できます。
ただし、この製品はバスパワータイプです。
PC側のUSBポートから電源供給を受けるため、接続する機器の消費電力には注意が必要です。
スマホ充電用として選ぶ製品ではない
旧記事では「バスパワーなのでスマホ充電は電力不足で難しい」と書いていましたが、少し表現を修正します。
USBハブ経由でも機器によっては充電されます。
ただし、この製品は基本的にUSB機器をPCへ接続するためのUSBハブとして購入したものです。
複数のスマートフォンを急速充電するような用途なら、USBハブではなく充電用途に対応したUSB充電器などを使用する方が適しています。
実際に使って気になったところ
全体的には気に入っていましたが、実際に使用して気になった点もあります。
USB端子が少し固く感じた
私が購入した個体では、USB-Aポートへの差し込みが少し固く感じました。
これは製品全体の仕様なのか個体差なのか判断できないため、
「この製品はUSB端子が固い」
とは断定できません。
あくまで私が実際に使った個体で感じた点です。
取り付けられる場所に制限がある
クランプ式なので、どこにでも取り付けられるわけではありません。
私が購入した製品は最大約28mmまでの厚みに対応していました。
また、モニター背面が大きく湾曲している場合など、厚みの条件を満たしていても安定しない可能性があります。
クランプ式USBハブを購入する場合は、取り付けたい場所の厚みと形状を測ってから選ぶのがおすすめです。
クランプ式USBハブのメリット・デメリット
実際に使用して感じたメリットは、
- モニターやデスクに固定できる
- デスク上のスペースを使わない
- USB機器を抜き差ししてもハブが動かない
- USB-Aを4ポート増やせる
- アルミ製でコンパクト
- ケーブルを取り外せる
- 1.5mのケーブルで設置場所の自由度が高かった
という点です。
特に、USBハブを固定できることは想像以上に便利でした。
一方で、
- バスパワーなので電源供給には限界がある
- 取り付けられる厚みに制限がある
- 湾曲が大きい場所では固定しにくい
- 私の個体ではUSB端子が少し固かった
という点は注意が必要です。
現在選ぶならUSB-C対応製品も検討したい
この記事の製品を購入した2020年当時と比べると、現在はUSB-Cを搭載したPCが一般的になっています。
そのため、これからクランプ式USBハブを購入するなら、
USB-A接続なのかUSB-C接続なのか
を最初に確認した方がよいでしょう。
また、USB-CハブにはHDMI出力、SDカードスロット、USB PDによる給電などを備えた製品もあります。
単純にUSB-Aポートを増やしたいなら4ポートUSBハブで十分ですが、
「ノートPCの拡張端子をまとめて増やしたい」
のであればUSB-Cドッキングステーションも候補になります。
一方、クランプ式USBハブには、
決まった場所へ固定してUSBポートを使いやすい位置へ持ってこられる
という独自のメリットがあります。
デスクに据え置いて使用するなら、現在でも便利な方式だと思います。
まとめ|USBハブを固定したい人には便利
サンワダイレクトのクランプ式USBハブを実際に使ってみて、一番気に入ったのはUSBポートの数より固定できることでした。
USBハブをモニターやデスクの端へ取り付ければ、デスク上のスペースを使わず、USB機器の抜き差しもしやすくなります。
特に、
「USBハブがデスク上で動くのが嫌」
「モニター周辺にUSBポートが欲しい」
という人には相性のよい製品です。
一方、現在はUSB-C対応PCが増えているため、新しく購入する場合は接続端子や必要な機能を確認して選びましょう。
単純なUSBポート増設が目的ならクランプ式USBハブ、HDMIや充電などもまとめたいならUSB-Cハブ・ドッキングステーションという選び方もできます。
