完全ワイヤレスイヤホンが欲しいものの、AirPodsなどの価格が気になり、比較的手頃な製品を探していたときに購入したのが、Ankerの「Soundcore Liberty Air 2」です。
私が購入したのは2020年。当時は1万円を切る価格帯ながら、
- 最大7時間の連続再生
- USB Type-C充電
- ワイヤレス充電
- aptX/AAC対応
- IPX5防水
- Soundcoreアプリ対応
- HearID対応
- マイク搭載
など、機能が充実していました。
実際に音楽だけでなくZoomや電話でも使用しました。
この記事では、実際にSoundcore Liberty Air 2を使って感じた音質、マイク性能、装着感、バッテリーなどをレビューします。
※Soundcore Liberty Air 2は現在、Anker公式では販売終了しています。この記事は実際に使用した記録として残しています。これから新品のワイヤレスイヤホンを購入する場合は、現行Soundcore製品との比較をおすすめします。
Soundcore Liberty Air 2とは
Soundcore Liberty Air 2は、Ankerのオーディオブランド「Soundcore」から発売された完全ワイヤレスイヤホンです。
型番はA3910。
左右が独立した完全ワイヤレス型で、軸部分が伸びた形状をしています。
現在は販売終了していますが、Soundcore公式のサポートページにはマニュアルやペアリング、リセット、ワイヤレス充電などのサポート情報が現在も掲載されています。
Soundcore公式「Liberty Air 2」サポートページ
Liberty Air 2の主なスペック
購入当時の主な仕様をまとめると以下のとおりです。
| 項目 | Soundcore Liberty Air 2 |
|---|---|
| タイプ | カナル型・完全ワイヤレス |
| Bluetooth | 5.0 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / aptX |
| イヤホン単体再生 | 最大7時間 |
| ケース併用 | 最大28時間 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| ワイヤレス充電 | 対応 |
| 防水性能 | IPX5 |
| マイク | 搭載 |
| Soundcoreアプリ | 対応 |
| HearID | 対応 |
| アクティブノイズキャンセリング | 非対応 |
| 外音取り込み | 非対応 |
現在のワイヤレスイヤホンと比べると、アクティブノイズキャンセリングや外音取り込みに対応していない点は古さを感じるところです。
一方、当時の価格帯を考えると、USB-Cやワイヤレス充電、アプリによる音質調整など、かなり機能の充実したモデルでした。
開封・付属品
私が購入した製品には、
- イヤホン本体
- 充電ケース
- USBケーブル
- イヤーチップ
- マニュアル
- クイックスタートガイド
などが付属していました。
購入価格は当時約8,000円。
パッケージやケースも安っぽい印象はなく、価格を考えると十分な質感でした。
イヤホン本体
イヤホンは軸部分が伸びた形状です。
イヤホン側面にはタッチセンサーがあり、イヤホンをタッチして操作できます。
購入当時はAirPodsのような形状のイヤホンを探していたこともあり、このデザインも選んだ理由の一つでした。
ケースの質感がよかった
ケースはマットな質感です。
光沢のあるケースと違って指紋が目立ちにくく、個人的にはかなり気に入っていました。
イヤホンを収納すると充電され、ケースの蓋はマグネットで閉じます。
また、一度ペアリングした端末ならケースを開けてイヤホンを取り出すことで接続できるため、普段の使用でも特にストレスを感じませんでした。
USB Type-Cとワイヤレス充電に対応
ケースの充電端子はUSB Type-Cです。
さらにLiberty Air 2はワイヤレス充電にも対応しています。
現在では珍しくありませんが、2020年当時に購入した1万円以下のワイヤレスイヤホンとしては便利な仕様でした。
実際に使って感じた音質
音質については、低音がやや強めというのが最初の印象でした。
低音の存在感はありますが、高音が極端に聞こえにくいということもなく、私の用途では十分満足できる音質でした。
当時は「1万円以下の完全ワイヤレスイヤホン」として購入したので、価格を考えると期待以上でした。
一方で、静かな場所では若干のホワイトノイズが気になることがありました。
音質の感じ方には個人差がありますが、これが実際に使用して気になった点の一つです。
Zoomでマイクも使ってみた
購入理由の一つがZoomなどで使用することでした。
実際にZoomで使用し、通話相手にも確認しましたが、私の環境では「途切れて聞き取りにくい」といった問題はありませんでした。
自分でも音声テストを行いましたが、通常の会話程度の声量でも音声を拾ってくれました。
また、カフェから電話したこともありますが、そのときも通話自体に大きな問題はありませんでした。
ただし、これはあくまで私が実際に使用した環境での感想です。
周囲の騒音や接続するPC・スマートフォンなどによって通話品質は変わる可能性があります。
フィット感は良好
イヤーチップを交換できるため、自分の耳に合わせて調整できます。
私の場合はフィット感がよく、歩いている程度では外れそうになることもありませんでした。
旧記事では「ジムで走っても大丈夫そう」と書いていましたが、実際に試したわけではないので、この評価は削除します。
実際に確認できた範囲では、普段歩きながら使用する程度なら安定して装着できたという評価です。
遮音性
カナル型ということもあり、イヤーチップを自分の耳に合わせると周囲の音はある程度小さくなりました。
ただし、Liberty Air 2には現在のイヤホンで一般的になっているアクティブノイズキャンセリング(ANC)は搭載されていません。
イヤーチップなどによる物理的な遮音が中心です。
現在のANC搭載イヤホンと比較すると、ここは大きな違いになります。
最大7時間再生できるバッテリー
Liberty Air 2はイヤホン単体で最大7時間、充電ケースと合わせて最大28時間の再生に対応していました。
さらに短時間充電にも対応しており、10分間の充電で約2時間使用できる仕様です。
実際に使用していても、バッテリーについて大きな不満を感じることはありませんでした。
Soundcoreアプリが便利
Liberty Air 2はSoundcoreアプリに対応しています。
アプリからイコライザーを変更できるため、自分の好みに合わせて音質を調整できます。
また、Liberty Air 2にはHearIDも搭載されていました。
これは簡単な聴覚テストを行い、その結果をもとにユーザーに合わせた音質設定を作る機能です。
私も実際に試しましたが、設定後は音が少しクリアになったように感じました。
Soundcore公式サポートには現在もLiberty Air 2でHearIDを利用する方法が掲載されています。
片耳だけでも使用できた
仕事中の電話では、片耳だけイヤホンを使用することもありました。
Liberty Air 2は私が使用した環境では片耳だけでも使用できたため、もう片方をケースに収納して電話用として使うこともできました。
音楽をじっくり聴く用途だけでなく、仕事中の通話にも使いやすかったポイントです。
実際に感じたメリット
Liberty Air 2を実際に使用して、特によかったのは次の点です。
- 1万円以下で購入できた
- 音質に大きな不満がなかった
- フィット感がよかった
- バッテリー持ちがよかった
- USB Type-Cに対応
- ワイヤレス充電に対応
- Soundcoreアプリで音質調整できる
- Zoomや電話にも使用できた
- 片耳でも使用できた
購入当時は、価格と機能のバランスが非常によい製品だと感じました。
気になったところ
一方、実際に使用して気になったのは若干のホワイトノイズです。
また、現在の基準で見ると、
- アクティブノイズキャンセリング非対応
- 外音取り込み非対応
- Bluetooth 5.0
- すでに販売終了
という点もあります。
2020年当時の評価と、2026年現在の商品選びでは分けて考える必要があります。
2026年現在なら後継のLibertyシリーズも候補
Soundcore Liberty Air 2はすでに販売終了しているため、これから新品を購入するのであれば、現在のLibertyシリーズと比較して選ぶのがおすすめです。
2026年現在、同じLibertyシリーズの定番モデルとして販売されているのがSoundcore Liberty 5です。
Liberty Air 2と比べると、ワイヤレスイヤホンとしての機能は大きく進化しています。
| Liberty Air 2 | Liberty 5 | |
|---|---|---|
| Bluetooth | 5.0 | 5.4 |
| ANC | 非対応 | ウルトラノイズキャンセリング3.5 |
| 外音取り込み | 非対応 | 対応 |
| コーデック | SBC/AAC/aptX | SBC/AAC/LDAC |
| マルチポイント | ― | 対応 |
| 単体再生 | 最大7時間 | 最大12時間 |
| ケース込み | 最大28時間 | 最大48時間 |
| ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
| 防水・防塵 | IPX5 | IP55 |
Liberty 5は、ノイズキャンセリングだけでなく、LDAC、Dolby Audio、マルチポイント接続にも対応しています。
また、イヤホン単体で最大12時間、ケース込みで最大48時間再生でき、10分間の充電で最大5時間使用できる短時間充電にも対応しています。
Liberty Air 2を使っていた立場から見ると、「Liberty Air 2のようなSoundcoreの中価格帯イヤホンを現在選ぶなら、まず比較候補にしたいモデル」と言えます。
Anker公式「Soundcore Liberty 5」製品ページ
Liberty 4が安ければ選択肢になる?
Liberty 4も、ノイズキャンセリング、LDAC、マルチポイント、3Dオーディオなどに対応しており、Liberty Air 2からは大幅に機能が増えています。
ただし、現在新しく選ぶのであれば、基本的には後発のLiberty 5を優先して比較した方がよいでしょう。
Liberty 4がセールなどでLiberty 5より大幅に安くなっている場合には、価格差を考えてLiberty 4を選ぶ余地があります。
Anker公式「Soundcore Liberty 4」製品ページ
まとめ|当時はコスパの高いワイヤレスイヤホンだった
Soundcore Liberty Air 2は、私が2020年に購入した当時、約8,000円という価格に対して非常に機能の充実した完全ワイヤレスイヤホンでした。
特に、
バッテリー持ち・フィット感・Soundcoreアプリ・USB Type-C・ワイヤレス充電
は使っていて満足度の高かった部分です。
Zoomや電話でも実際に使用できたため、音楽だけでなく通話用としても活躍しました。
一方、2026年現在は販売終了しており、ワイヤレスイヤホン自体も大きく進化しています。
これから購入する場合は、Soundcoreの現行モデルと比較して選ぶとよいでしょう。
