27インチのモニターを探していて、
「24インチより大きくしたいけど、価格はできるだけ抑えたい」
という人も多いと思います。
私も以前24インチのモニターを使っていましたが、もう少し大きな画面が欲しくなり、27インチの「BenQ GW2780」を購入しました。
実際にPC作業やPS4、動画視聴などで使用してみると、27インチの大きさはかなり使いやすく、特にPC作業では24インチからのサイズアップを実感できました。
一方で、内蔵スピーカーについては正直なところ期待外れでした。
なお、GW2780は2018年発売のモデルで、現在はBenQ公式で生産終了となっています。
この記事では、実際にGW2780を使用した感想を残しつつ、現在27インチモニターを購入する場合の選び方についても紹介します。
BenQ GW2780の基本スペック
GW2780の主なスペックは以下のとおりです。
| 項目 | GW2780 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| パネル | IPS |
| 解像度 | 1920×1080(Full HD) |
| リフレッシュレート | 60Hz |
| 応答速度 | 5ms(GtG) |
| 輝度 | 250cd/㎡ |
| 視野角 | 178°/178° |
| HDMI | HDMI 1.4×1 |
| DisplayPort | DisplayPort 1.2×1 |
| VGA | ×1 |
| スピーカー | 2W×2 |
| VESAマウント | 100×100mm |
| フリッカーフリー | 対応 |
| ブルーライト軽減 | 対応 |
| B.I. | 対応 |
私が購入した当時は、
27インチ・IPS・スピーカー搭載・2万円前後
という条件で探していました。
その中で候補になったのがGW2780です。
現在では珍しくないスペックですが、購入当時は価格とのバランスがよく、BenQという知っているメーカーだったことも購入理由になりました。
24インチから27インチにすると作業しやすい
それまで24インチのモニターを使っていたため、最初に感じたのは単純に、
「27インチは大きくて見やすい」
ということでした。
3インチの違いですが、実際にデスクへ設置すると結構大きく感じます。
PCでWebサイトを見たり、Excelなどを操作したりする場合も画面が大きいので使いやすく、作業用モニターとしては気に入りました。
デザインはシンプル
GW2780は黒を基調としたシンプルなデザインです。
ベゼルも比較的細く、デュアルモニターで並べても使いやすいデザインでした。
派手なゲーミングモニターではないため、仕事用のデスクにも合わせやすいと思います。
モニターアームにも取り付けられる
GW2780は100×100mmのVESAマウントに対応しています。
私はモニターアームに取り付けて使用していました。
モニターアームを使うと画面の位置をかなり自由に動かせるので、27インチのような少し大きなモニターとの相性はよかったです。
画質は普段使いなら十分だった
GW2780はIPSパネルを搭載したFull HDモニターです。
実際に使用していて、Web閲覧や動画視聴、一般的なPC作業で画質に不満を感じることはありませんでした。
色や明るさについても、私の場合は標準設定のままでも十分使いやすく感じました。
ただし、これはあくまで私が実際に使用した感想です。
「IPSだから発色がきれい」と一括りにするより、現在モニターを選ぶ場合は解像度や色域、用途まで含めて比較した方がよいでしょう。
27インチでFull HDは現在だと好みが分かれる
GW2780は27インチで1920×1080のFull HDです。
当時は特に不満なく使用していましたが、現在27インチを新しく購入するのであれば、2560×1440のWQHDも有力な選択肢です。
同じ27インチでも、WQHDならFull HDより多くの情報を表示できます。
特に、
- Excelなどの事務作業
- Webブラウザを複数表示
- ブログ作成
- 写真編集
- 複数アプリを並べる
といった用途では、解像度の高いモニターを選ぶメリットがあります。
実際、現在のBenQにも27インチ・WQHD・100Hzの「GW2790Q」があります。
B.I.・ブルーライト軽減などのアイケア機能を搭載
GW2780には「ブライトネスインテリジェンス(B.I.)」が搭載されています。
画面下部のセンサーで周囲の明るさなどを検知し、画面表示を調整する機能です。
また、ブルーライト軽減やフリッカーフリーにも対応しています。
ただ、私は画面の設定が自動的に変わるのがあまり好きではなかったため、B.I.はほとんど使用していませんでした。
このあたりは好みで使い分ければよいと思います。
PS4用モニターとしても問題なく使えた
購入当時、PCだけでなくPS4でも使用する予定だったため、ゲーミングモニターも検討しました。
ただ、私の場合はPCゲームをほとんどしなかったため、GW2780を選びました。
実際にPS4で使用していて、特に大きな不満はありませんでした。
27インチなのでゲーム画面も見やすく、私にはちょうどいい大きさでした。
現在ゲーム用に買うなら100Hz以上も検討したい
GW2780のリフレッシュレートは60Hzです。
PS4を中心に使用していた当時の私には十分でしたが、現在は状況が違います。
PS5やゲーミングPCなどで高いフレームレートを活用したい場合、60HzのGW2780をあえて選ぶメリットは小さくなっています。
現在はBenQの一般向け27インチモデルでも100Hz対応製品が存在します。
そのため、これから購入するのであれば、
事務作業・Web閲覧中心 → 100Hzクラスも候補
ゲーム性能重視 → 120Hz・144Hz以上も含めて検討
という選び方がよいでしょう。
視野角は広く、斜めからでも見やすかった
GW2780の公称視野角は上下・左右とも178°です。
実際、私はモニターアームを使って画面の向きを変え、ベッドから動画を見ることもありました。
正面から多少角度がついても見づらいと感じることはなく、この点は使いやすかったです。
仕事だけでなく動画視聴にも使う場合、画面の向きを変えやすいモニターアームとの組み合わせは便利でした。
最大の不満は内蔵スピーカー
GW2780で最も不満だったのが内蔵スピーカーです。
GW2780には2W×2のスピーカーが搭載されています。
購入前は、
「音質にはこだわらないし、音が聞こえれば内蔵スピーカーで十分」
と思っていました。
しかし、実際に使ってみると私には物足りず、結局外付けスピーカーを使用することになりました。
音質の感じ方には個人差がありますが、スピーカー搭載=外付けスピーカーが不要とは限らないという点には注意した方がよいです。
音楽や映画などの音質も重視するなら、別途スピーカーを用意することをおすすめします。
私はサンワサプライのクリップ型スピーカーも使用していました。
→ クリップ型スピーカー サンワサプライ「MM-SPL11UBK」
GW2780のメリット・デメリット
実際に使って感じたメリットは、
- 27インチで画面が大きい
- IPSパネルで普段使いしやすい
- シンプルなデザイン
- HDMI・DisplayPort・VGAを搭載
- VESA対応でモニターアームを使える
- B.I.やブルーライト軽減などを搭載
という点です。
一方で、
- 現在は生産終了
- 27インチでFull HD
- リフレッシュレートは60Hz
- 内蔵スピーカーの音質は私には物足りなかった
- 標準スタンドでは高さ調整ができない
という点は、現在購入する場合にはデメリットになります。
特に現在はモニターの性能が上がっているため、中古のGW2780を積極的に探して購入する必要性は低いと思います。
現在27インチを買うならGW2790Qなども候補
GW2780は気に入って使っていたモニターですが、現在は生産終了しています。
そのため、今から27インチモニターを購入するのであれば現行モデルと比較した方がよいでしょう。
BenQの現行モデルでは、例えば「GW2790Q」があります。
GW2790Qは、
- 27インチ
- IPS
- 2560×1440(WQHD)
- 100Hz
- 5ms(GtG)
- sRGB 99%
という仕様です。
GW2780の「27インチのシンプルな作業用モニター」という方向性を引き継ぎながら、解像度がFull HD→WQHD、リフレッシュレートが60Hz→100Hzへ上がっています。
そのため、現在新しく購入するのであれば、個人的にはGW2780の中古品よりこうした現行27インチモデルから選ぶことをおすすめします。
まとめ|GW2780は満足度の高いモニターだったが、今なら現行モデルを選びたい
BenQ GW2780を実際に使用して、特に気に入ったのは27インチという画面サイズです。
24インチから変更すると画面が大きく感じられ、PC作業だけでなくPS4や動画視聴でも使いやすいモニターでした。
一方、内蔵スピーカーについては期待していたほどではなく、私は外付けスピーカーを使用しました。
そして現在、GW2780はすでに生産終了しています。
当時の使用レビューとしては今でも残す価値がありますが、これから購入するならGW2780にこだわる必要はありません。
27インチなら、WQHDや100Hzに対応した現行モデルまで含めて比較することをおすすめします。

