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HDMI切替器で映らない・信号が切れる原因は?激安セレクターを実際に使った結果

1台のモニターに、パソコンやゲーム機など複数の機器を接続したいときに便利なのが「HDMI切替器(HDMIセレクター)」です。

私も、

「パソコンとPS4を1台のモニターにつないで、簡単に切り替えたい」

と思い、Amazonで1,000円ほどの安いHDMI切替器を購入しました。

最初は問題なく使えていたのですが、PS4でゲームをしていると突然画面が消えてしまい、信号が切れるトラブルが発生。

いろいろ試した結果、私の環境では接続する機器の組み合わせによって動作が安定しないことが分かりました。

この記事では、実際に安価なHDMI切替器を使った結果と、HDMI切替器で映らない・信号が切れる場合に確認したいポイントを紹介します。

※この記事で使用したGANAのHDMI切替器は2020年に購入した旧製品です。現在の商品レビューではなく、実際に発生したトラブル事例を中心に再編集しています。

HDMI切替器とは?

HDMI切替器は、複数のHDMI機器を1台のテレビやモニターへ接続するための機器です。

例えば、

  • パソコン
  • PS5・PS4
  • Nintendo Switch
  • Blu-rayレコーダー
  • Fire TVなどのストリーミング機器

を1台のモニターへ接続したいときに使えます。

モニター側のHDMI端子が1つしかなくても、HDMI切替器を間に入れることで複数の機器を接続できます。

ここで注意したいのが、「HDMI切替器」と「HDMI分配器」は用途が違うことです。

HDMI切替器は、

複数の入力機器 → 1台のモニター

を切り替えるもの。

一方、HDMI分配器(スプリッター)は、

1台の入力機器 → 複数のモニター

へ映像を出力するために使います。

「PCとゲーム機を1台のモニターで使いたい」という場合に必要なのは、基本的にHDMI切替器です。

約1,000円のGANA HDMI切替器を購入

私が2020年に購入したのは、GANAの3入力1出力タイプのHDMI切替器です。

当時の購入価格は約998円でした。

非常にシンプルな製品で、

入力:HDMI×3

出力:HDMI×1

という構成です。

出力側にはHDMIケーブルが直接付いていたため、モニターとの接続用にHDMIケーブルをもう1本購入する必要がありませんでした。

私の場合は、

入力1:パソコン

入力2:PS4

として使用しました。

実際に使ってみると普通に映った

価格がかなり安かったので多少不安はありましたが、最初に接続したときは問題なく映りました。

使用中の入力番号は本体のランプで確認できます。

また、本体のボタンを押すことで、

PC → PS4 → PC

と映像を切り替えられました。

画面の切り替え自体もスムーズで、最初は特に不満なく使えていました。

機器の電源を入れると自動で切り替わった

私が使用した製品では、接続している機器の電源を入れると、その機器へ自動的に入力が切り替わることがありました。

これは便利な場面もあります。

一方、

「PCを使いながらPS4を起動しておこう」

という場合でも、PS4を起動するとモニターがPS4へ切り替わってしまいました。

自動切替が不要な人にとっては、少し使いにくい部分です。

現在HDMI切替器を選ぶ場合も、自動切替の有無や、自動切替をオフにできるかを確認しておくとよいでしょう。

PS4使用中に突然「信号なし」になった

問題が発生したのは、購入して数日後です。

PS4でゲームをしていると、突然モニターへの映像出力が途切れました。

最初は、

「もう壊れた?」

と思いました。

購入直後だったこともあり、HDMI切替器の故障を疑いましたが、接続方法を変えながら確認してみると少し変わった現象がありました。

PS4だけを使用すると映像が不安定になるのに、パソコンも起動していると安定する

という状態です。

私の環境では、PS4とPCの両方を起動しておけば使用できました。

HDMI切替器で映らない原因は電源?

私が購入したHDMI切替器には、USBなどの外部電源がありませんでした。

接続したHDMI機器側から供給される電力で動作するタイプです。

そのため旧記事では、

「PS4だけでは電力不足だった」

と結論付けていました。

ただし、現在改めて考えると、これだけで原因を電力不足と断定することはできません。

HDMI切替器で映像が途切れる場合には、

  • 切替器への電源供給
  • HDMIケーブル
  • ケーブルの長さ
  • 入出力機器との相性
  • 対応する解像度・リフレッシュレート
  • HDCPなどの信号処理

といった複数の要因が考えられます。

私の場合は「PCも起動すると安定する」という現象だったため、外部電源を持たない切替器の動作条件が関係していた可能性があると考えるのが適切です。

HDMI切替器で映らない・信号が切れるときの対処法

同じようにHDMI切替器を使っていて「信号なし」になる場合は、いきなり故障と判断せず、次の項目を確認してみてください。

1.HDMIケーブルを直接接続して確認する

最初にやっておきたいのが、HDMI切替器を外すことです。

例えば、

PS5 → HDMI切替器 → モニター

で映らない場合、

PS5 → モニター

と直接接続します。

これで正常に映るなら、切替器または切替器を含めた接続環境に問題がある可能性を絞り込めます。

直接接続しても映らない場合は、切替器以外を疑った方がよいでしょう。

2.別のHDMIケーブルを試す

HDMIケーブルが原因で映像が不安定になることもあります。

別のHDMIケーブルを持っている場合は交換して確認します。

また、4K・高リフレッシュレートなどで使用する場合は、切替器だけでなくHDMIケーブル側も必要な規格・帯域に対応している必要があります。

3.別の入力端子を試す

3入力など複数のHDMI入力を備えている場合は、別の端子へ差し替えてみます。

例えば、

HDMI 1 → HDMI 2

へ変更して正常に映るなら、特定の入力端子に問題が発生している可能性があります。

4.接続している機器を減らす

複数の機器を接続している場合は、一度必要最低限の構成にします。

ゲーム機 → HDMI切替器 → モニター

だけにして正常に動作するか確認します。

そこから1台ずつ追加していけば、問題が発生する組み合わせを探しやすくなります。

5.外部電源付きHDMI切替器を検討する

外部電源なしのHDMI切替器で動作が安定しない場合は、USBなどから給電できるHDMI切替器へ変更するのも一つの方法です。

私が使用した製品では、PS4だけを起動した状態よりPCも起動した状態の方が安定していました。

現在新しく購入するのであれば、価格だけでなく外部給電に対応しているかも選択基準にするとよいでしょう。

現在HDMI切替器を買うなら確認したいポイント

2020年当時は「4K対応」と書かれているだけでも十分に感じましたが、現在はHDMI機器の性能が大きく上がっています。

特にPS5などで使用する場合は注意が必要です。

解像度とリフレッシュレート

「4K対応」と書かれていても、すべて同じ性能ではありません。

例えば、

4K/30Hz

4K/60Hz

4K/120Hz

では対応する映像が異なります。

PS5などで4K/120Hzを利用したい場合は、切替器・HDMIケーブル・テレビまたはモニターのすべてが必要な仕様に対応しているか確認する必要があります。

単に「4K対応」という表記だけで選ばない方がよいでしょう。

HDMI 2.1対応表記だけで判断しない

現在は「HDMI 2.1対応」をうたう製品も多くあります。

ただし、HDMI製品を選ぶ場合はバージョン番号だけではなく、

「4K/120Hzに対応しているか」

など、自分が必要としている機能・性能を具体的に確認することが重要です。

ゲーム用途なら、使用するゲーム機とディスプレイの性能に合わせて選びましょう。

入力数も確認する

PCとゲーム機だけなら2入力でも足りますが、

  • PC
  • PS5
  • Nintendo Switch
  • Blu-rayレコーダー

などを接続するなら3~4入力が必要になります。

後から接続機器が増えそうなら、余裕を持った入力数を選んでおくと買い直しを防げます。

現在購入するならこのタイプがおすすめ

これからHDMI切替器を購入するなら、使用する機器に合わせて選びましょう。

PCやNintendo SwitchなどをフルHD中心で使う場合と、PS5で4K/120Hzを利用する場合では、必要な性能が異なります。

特にゲーム用途では、価格だけでなく対応解像度・リフレッシュレート・外部給電の有無まで確認することが重要です。

通常用途ならこちら

PS5など4K/120Hzで使うならこちら

激安HDMI切替器を使って感じたメリット・デメリット

今回使用したGANAのHDMI切替器は、約1,000円という価格を考えれば便利な製品でした。

実際に感じたメリットは、

  • とにかく安かった
  • 3台まで接続できた
  • ボタンで簡単に切り替えられた
  • 出力用HDMIケーブルが付いていた
  • PCでは問題なく使用できた

という点です。

一方、デメリットは、

  • 私の環境ではPS4単体で動作が安定しなかった
  • 自動切替が邪魔になる場合があった
  • 外部電源がなかった
  • 現在の4K/120Hzなどを前提にした製品ではない

という点です。

特に現在のゲーム機で使用する場合は、「安ければ何でもいい」と選ぶのはおすすめしません。

まとめ|HDMI切替器は価格だけでなく対応性能を確認しよう

HDMI切替器を使えば、HDMI端子が少ないモニターでも、PCやゲーム機など複数の機器を切り替えて使用できます。

私が2020年に購入した約1,000円のGANA HDMI切替器も、基本的な切り替え機能については問題なく使用できました。

ただし、PS4を使用していると突然信号が切れることがあり、私の環境ではPCも起動している方が安定するという問題も発生しました。

HDMI切替器で映らない・信号が途切れる場合は、

直接接続 → ケーブル交換 → 入力端子変更 → 接続機器を減らす

という順番で確認すると、原因を絞り込みやすくなります。

これからHDMI切替器を購入する場合は、価格だけでなく、

入力数・外部給電・対応解像度・リフレッシュレート

まで確認して選ぶのがおすすめです。

特にPS5などで4K/120Hzを利用する場合は、「4K対応」という表記だけで判断せず、必要な映像出力に対応していることを確認してください。

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